国策)金属リサイクル銘柄|暴騰銘柄を探せ

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市場規模30年に80兆円

環境省は8月25日、リサイクル政策に関する工程表案を中央環境審議会の部会に示し、大筋で合意を得た。
資源を繰り返し利用する循環経済関連ビジネスの国内市場規模について、現在の50兆円から2030年に80兆円以上へ拡大させることを盛り込みました。

日本の都市鉱山は、世界有数の資源国に匹敵

太陽光発電や電気自動車などに欠かせない資源、レアメタル。
現在、レアメタルの産出は一部の国に偏在しており、今後も資源獲得競争の激化、価格高騰などが懸念されています。
そうした中、注目を集めているのが国内に存在する「都市鉱山」です。日本の都市鉱山には膨大な量の金属が蓄積たれているといわれています。
液晶パネルに使われるインジウム、電気自動車の電池に使われるリチウム、発光ダイオードに使われるガリウムなど、レアメタルの多くは製品単位の使用量は少ないが代替の利かない機能を有しております。
それでは、ここからは金属リサイクル関連銘柄を、時価総額が高い順番で紹介します。

関連銘柄

詳しくは動画で紹介していますので、こちらも参考してください。

時流に乗ろう!国策)金属リサイクル銘柄

1)アサヒホールディングス

時価総額1660億円。
金属リサイクル・廃棄物処理を中核とする環境ビジネスグループ。
貴金属リサイクルと、環境保全、産業廃棄物の収集運搬と中間処理の2事業。
2014年、貴金属精錬・加工のイギリスGSR社を買収。
2015年、アサヒリファイニング、北米の金、銀、精練トップをグループ化。
それでは、株価指標を見ていきましょう。
PERは10.2倍。配当利回りは4.32%となっています。
割安感がありますね。

続いて、業績推移を見ていきましょう。

5期連続増収増益で業績は成長しています。
今期は減益予想となっていますが、営業利益は高水準となっています。
貴金属事業は北米精錬の加工品販売が好調。
海外も積極的に展開中。

2)TREホールディングス

時価総額885億円。
タケエイとリバーを中核とする資源リサイクルグループ。
タケエイは廃棄物処理・リサイクルとして建設現場で排出される建設廃棄物の再資源化の一貫処理を営む。
リバーは関東圏中心、金属リサイクル事業を基盤に、金属系有価物、廃家電、使用済自動車、廃自販機、廃プラスチック、産業廃棄物まで扱うリサイクル処理を営む。
それでは、株価指標を見ていきましょう。
PERは14.7倍。配当利回りは2.38%となっています。
続いて、業績推移を見ていきましょう。

統合したばかりのため、昨年の業績しかありませんが、今期は増収増益予想となっています。資源高の恩恵はまだ続きそうですね。

3)フルヤ金属

時価総額716億円。
工業用貴金属素材メーカー。
プラチナグループメタルに特化。
希少金属(イリジウム、ルテニウム)リサイクルのニッチトップ企業。
それでは、株価指標を見ていきましょう。
PERは7.2倍。配当利回りは2.59%となっています。
PERが小さく割安水準にありますが、一単元の購入価格が百万円近く必要になるため、多くの個人投資家が購入するには購入単価が高すぎますね。

続いて、業績推移を見ていきましょう。
2期連続で増収増益中です。
今期予想も増収増益で3期連続の達成となります。
好調な業績が伺えます。

4)松田産業

時価総額651億円。
貴金属資源の循環型リサイクル会社。
主力の貴金属リサイクル業務は、宝飾品や生産ラインから出た電子部品などの使用済み貴金属、都市鉱山、を回収、金・銀・プラチナ・パラジウムなどの抽出とリサイクル。
金ボンディングワイヤの取扱は世界トップクラスです。
東アジア圏で貴金属製品供給と原料回収ネットワークを確立しています。
それでは、株価指標を見ていきましょう。
PERは6.8倍。配当利回りは1.98%となっています。
PERが小さく割安水準にありますね。

業績推移を見ていきましょう。
なんと、6期連続で増収増益中です。
今期予想も増収増益で7期連続の達成となります。
貴金属は取り扱い量、販売量共に拡大が続いています。
業績成長が持続しており、良好な経営状態に大変好感を持てます。
その割には、PERは6.8倍と小さく、不人気銘柄となっています。
個人的には、金属リサイクルのイチ押し銘柄と考えています。

5)エンビプロ・ホールディングス

時価総額297億円。
エコネコルを中核とする資源リサイクル会社。
工場や解体物から排出される鉄・非鉄金属・プラスチック資源の資源循環事業、金属スクラップ・産業廃棄物の収集運搬、中間処理、リサイクル生産、販売を展開。リチウムイオン電池リサイクルも営みます。
それでは、株価指標を見ていきましょう。
PERは14.4倍。配当利回りは2.03%となっています。
特に割安感はありませんが、注目は電気自動車などで使うリチウムイオン電池のリサイクル事業です。

ここで、業績推移を見ていきましょう。
3期連続で増収増益も、今期予想は減収減益。慎重な業績予想と見ることもできますが、経営環境に追い風が吹いていることは間違いないと考えています。
現在、リチウムイオン電池リサイクル工場増設中であり、今後の業績に期待が持てます。詳しくは、個別銘柄として動画をアップしていますので、こちらの動画も参考にしてください。

リチウムイオン電池リサイクル銘柄)割安、高配当でいつまで放置しておくの?

6)アサカ理研

時価総額77億円。
貴金属リサイクル会社。
エッチング技術を核に都市鉱山から希少金属を取り出す貴金属事業、有価金属の回収、精密洗浄と再生、歯科金属評価システム、環境事業、エッチング廃液の再生、銅粉の回収・加工を展開。
2016年レアメタルリサイクル事業開始。
それでは、株価指標を見ていきましょう。
PERは14.5倍。配当利回りは0.54%となっています。
特に割安感はありません。

ここで、業績推移を見ていきましょう。
2期連続で増収増益中です。
今期予想も増収増益で3期連続となります。
しかし、売上の伸び率が低い点が気になります。
長期推移で見ても業績成長には、疑問を感じます。

7)イボキン

時価総額50億円。
資源リサイクル会社。
兵庫県を基盤に解体、建築構造物・プラント・機械設備の解体・撤去工事、環境、産業廃棄物運搬、中間処理、再生資源販売、金属、鉄・非鉄の再生加工、自動車リサイクルの3事業。
事業地域は近畿及び中国エリアをカバー。全国的なアライアンスネットワークにより全国エリア展開を目指す。
それでは、株価指標を見ていきましょう。
PERは13.9倍。配当利回りは1.56%となっています。
特に割安感はありません。事業地域がローカルな点が懸念ですね。

ここで、業績推移を見ていきましょう。
今期は減収減益。収益認識基準適用で売上約10億円目減り。
仕入れ原価高や人件費など、費用増え営業益大幅反落。
業績が大きく成長するには、事業規模の全国拡大が課題になりそうですね。

ここからは、特定金属に特化したリサイクル銘柄や本業以外でリサイクル事業を営む銘柄の紹介となります。

8)大紀アルミニウム工業所

時価総額591億円。
アルミ二次合金、リサイクルのトップメーカー。
ダイカスト用・鋳物用・圧延・脱酸用などアルミニウム二次合金地金、アルミニウム開発合金の生産・販売。
世界的な調達網の整備が最も進んでいます。
それでは、株価指標を見ていきましょう。
PERは4.4倍。配当利回りは4.43%となっています。
かなり割安感があります。

ここで、業績推移を見ていきましょう。
2期連続で増収増益も、今期予想は増収減益となっています。

9)アルコニックス

時価総額446億円。
本業は、非鉄金属の専門商社とメーカー。
電子機能材、スマホ向け電子部品材料、電池材料、レアメタル・レアアースと、アルミ銅の輸出入・販売、装置材料、めっき材料、溶接材料、非破壊検査装置、金属加工部品の製造販売。
レアメタル、レアアースを重点対象にしたリサイクル事業のグローバル展開。
国内トップクラス。
それでは、株価指標を見ていきましょう。
PERは6.4倍。配当利回りは3.62%となっています。
かなり割安感があります。

ここで、業績推移を見ていきましょう。
銅、ニッケル価格上昇の影響剥落で採算低下し、今期予想は増収減益。
増益基調も、売上高の減少傾向が気になりますね。

10)黒谷

時価総額91億円。
銅を中心とする非鉄金属リサイクル会社。
銅リサイクルの国内最大手。
アルミ、ニッケル、チタン、レアメタル等の銅以外の非鉄金属領域拡大に注力。
それでは、株価指標を見ていきましょう。
PERは14.1倍。配当利回りは3.16%となっています。
特に割安感はありません。
ここで、業績推移を見ていきましょう。
2期連続で増収増益。
今期も大幅増収も減益予想となっています。

以上で、10銘柄を紹介しました。
どの銘柄も割高感はなく、投資家からの注目度は、まだ低いようです。
現在、資源価格の高騰により、一時的な好業績との見方もありますが、電気自動車の普及により、レアメタルやレアアースは持続的な安定供給に不安は残っています。したがって、レアメタルやレアアースをリサイクルしている銘柄には注目しておきたいですね。

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