8698 マネックス 買いか?売りか?

注目株レビュー

マネックスの株価が毎日賑わっています。
理由はビットコイン。

マネックスグループが急騰。ビットコイン価格が600万円を超えたことが材料視されている。上昇が続いているビットコイン価格は20日に600万円台の大台に突入。米ドル試算では、ビットコインの時価総額は1兆ドルを超えた。ビットコインの活発な取引継続を好感し、暗号資産取引所運営のコインチェックを傘下に持つ同社が買われているようだ。

マネックスの株価はどこまで騰がるのか?気になります。
そこで、決算報告書からコインチェックの影響を調べてみます。

2021年3月期3Q決算

3Q決算時点で昨年通期を大幅に超えての増収増益です。

決算期売上高
(百万円)
経常利益
(百万円)
当期利益
(百万円)
EPS備考
2020/3 通期53,2264,1313,01111.7昨年度
2021/3 3Q47,2658,9446,54825.5

増収増益要因はビットコインなど暗号資産の取引によるクリプトアセット事業セグメントの「コインチェック」です。

コインチェックの業績寄与度

クリプトアセット事業セグメントは、コインチェック株式会社で構成されています。
ビットコインの価格上昇に伴って暗号資産の取引も活況となりました。
このような環境の下、コインチェック株式会社においては、ビットコインの現物取引およびオルトコイン等の
取引が活発だったことによりトレーディング損益は大幅増となりました。

 

コインチェックの収益は3Qまでの累計期間で約32億円。
今期3Qの伸びがハンパないです。

コインチェック:32.5億円
その他証券業務:56.9億円


2021年3月 3Q経常利益:89.4億円(累計期間)

2020年3月 通期経常利益:41億円

 

今期3Q時点で昨年度の経常利益の2倍を超えています。
今期末までにはどこまで利益は伸びるのでしょうか?

ビットコインは既に500万を超え、日経平均株価も3万円超えて益々取引が活況になっています。
今期4Qは控えめに考えても3Q以上の収益は上乗せされるでしょう。
また、来期2022年度はこの活況が続くと考えると株価はいくらが妥当でしょうか?

決算期売上高
(百万円)
経常利益
(百万円)
当期利益
(百万円)
EPS備考
2014/354,72216,89510,35440.3過去最高益
2020/353,2264,1313,01111.7昨年度
2021/3 3Q47,2658,9446,54825.5
2021/3 (予想)65,00013,80010,00038.9円4Qも3Qと同じ業績と想定
2022/3 (予想)72,00019,20014,40056.0円2021/3Qと同じ業績が継続したと想定

株価チェック

上記の想定に基づき、EPSをベースに株価を考えてみると、

EPS=39円EPS=56円
PER=10.0390円560円
PER=15.0585円840円
PER=20.0780円1,120円
PER=25.0975円1,400円
PER=30.01,170円1,680円

証券大手の野村HD、大和証券Gも今期は増収増益の見通しです。今期PERは10倍前後と考えられます。
大手2社と比較するとマネックスGの割高感は否めません。
コインチェックの収益がどの程度継続するか要注目ですね。

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