6629 テクノホライゾンHD 3Q発表!通期上方修正 過去最高益上乗せ!

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通期上方修正!過去最高益上乗せ

1月29日大引け後(16:00)に第3四半期決算を発表。
21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比14.7%減の9.3億円に減った。

併せて通期の同利益を従来予想の14億円→19億円(前期は13.8億円)に35.7%上方修正し、増益率が1.2%増→37.3%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

【修正の理由】
光学事業の主力である教育市場において、国内では文部科学省による「GIGAスクール構想」を打ち出した影響で、ICT機器の市場が活況となりました。その結果、電子黒板や書画カメラの販売が堅調に推移しています。海外でも、欧米を中心に学校のオンライン授業や企業の遠隔ミーティングでの書画カメラの需要が増えています。利益面では、積極的な原価低減活動により利益率改善が進んでいることにより、通期連結業績予想を上表のとおり修正いたします。

2021年第3四半期決算

第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、

売上高は15,876百万円(前年同四半期比6.7%減)
営業利益は939百万円(前年同四半期比16.5%減)
経常利益は930百万円(前年同四半期比14.7%減)

セグメントごとの業績

① 光学事業

売上高は10,430百万円(前年同四半期比11.8%減)
営業利益は837百万円(前年同四半期比13.0%増)

光学事業の主力である教育市場は、国内では文部科学省による「GIGAスクール構想」を打ち出した影響で
ICT機器の市場が活況となりました。新型コロナウイルスの感染拡大で夏休み短縮により導入が遅れておりま
したが、下期に入り電子黒板や書画カメラの販売が堅調に推移しました。海外では、欧米を中心に学校のオンラ
イン授業や企業の遠隔ミーティングでの書画カメラの需要が増えました。利益面では、積極的な原価低減活動に
より利益率改善が進みました。

② 電子事業

売上高は5,446百万円(前年同四半期比4.9%増)
営業利益は165百万円(前年同四半期比58.9%減)

電子事業では、ITソリューション事業は堅調に推移したものの、主力のFA機器の販売は国内及び海外のお
客様の設備投資が停滞しております。足元では回復の兆しが見えているものの、工場稼働率の低下や出荷先送り
等がありました。一方で、工業用カメラの販売は下期に入り回復してきました。

株価情報

株価(2021/1/29)771円
時価総額162億円
ROE19.28%
PER(予想)6.1倍
PBR1.29倍
配当利回り(20.3実績)1.95%

見直し評価に期待

ポジティブサプライズ! まさかの上方修正。ヤッホー!
第2四半期決算後はストップ安まで売られていたんですけどね・・・

信じてガチホ(塩漬け)していた人はおめでとうございます。

コロナ禍が続く中、教育ICTの恩恵は想定以上ですね。また、海外にも書画カメラを販売していたとは知りませんでした。国内だけでなく海外も好調とは今後の期待が大きく膨らみます。

この上方修正をきっかけにPER20倍までは飛んでいけっーーー!

企業概要

光学機器のエルモ社、電子機器のタイテックを中核とするグループ。
エルモ社は光学事業(書画カメラを中心に監視カメラ・電子黒板、映像ソリューション、レンズ・光学部品の開発・製造・販売)を展開。
タイテックは電子事業(ロボット制御技術を基礎とするFA関連機器、情報通信機器・電子応用製品、画像情報機器・画像検査機器の開発・製造・販売)を展開。
ターゲット市場の教育分野・FA分野・安全生活分野・医療分野向けにビジネス展開。
書画カメラは世界トップ。

銘柄の魅力

GIGAスクール構想推進委員会

このGIGAスクール構想推進委員会 会員企業一覧に大企業ばかりが並ぶ中、なんとエルモ社も会員となっています。

エルモ社のコア・コンピタンスは「カメラ開発技術」です。
<レンズ設計>から<レンズ製造>までをテクノホライゾングループ会社内で行っており、使用目的に沿った各種カメラの自社開発による<機構設計>にスピーディな対応ができます。この体制を基盤に、さらに<電子回路設計>や<ソフトウェア設計>と合わせてこれら5つの要素がエルモ社内にてインテグレーション(統合)され、「書画カメラ」や「監視カメラ」など製品の製造及び「映像ソリューション」に活かされています。

教育ICT銘柄の注目株

文部科学省の資料から

学校における具体的なICT環境整備
●学校におけるハードウェア整備
普通教室における周辺機器としては、現在、授業では主に、プロジェクタ、実物投影機、電子黒板、デジタルカメラ等が使用されることが多い。なお、今後のICT機器の発展に伴い、普通教室での学習のねらいを踏まえて、新たな機器を積極的に導入していくことも必要である。
・プロジェクタ
・実物投影機(書画カメラ)
・電子黒板

 

ここで特に注目したいのが、実物投影機(書画カメラ)です。普通教室に1台づつ整備します。

全国の公立小中高の学級数は、2018 年時点で約46万学級。
書画カメラ=65,000円/台として46万台では、300億円の需要となります。
普通教室以外に特別教室用や私立学校を考慮し、1.5倍程度の需要と仮定すると、
300億円×1.5倍で450億円

文部科学省の学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果として2018年3月1日時点の速報値では、普通教室の電子黒板整備率は26.7%。
書画カメラの整備率は不明ですが、まだ30%程度残っていると仮定すれば150億円程度の需要残と期待できます。

材料は豊富

●電子黒板

書画カメラ以外にも、プロジェクタや電子黒板も販売しています。この2製品も業績貢献度は無視できません。

昨年2020年2Qの業績発表では、
ストップ高。今3月期の上期決算を発表し、連結営業利益は7億9700万円(前年同期比2.6倍)だった。事業譲受で新たに開始した電子黒板事業は文部科学省による教育のICT化の波に乗り大幅に伸びた。主要ビジネスである書画カメラ事業が堅調に推移。

 

●企業向けクラウド対応ドライブレコーダー

業務用車載機器(ドライブレコーダ・デジタルタコグラフ)は、引続き事業者の安全意識が高まる中、クラウドで運行データを保管できることが支持されて堅調に推移。

 

●新型コロナウイルス感染症対策非接触人体測温システム

タイテック ITANZIが、Dahua社(中国)の国内正規代理店を取得。同社のサーマルカメラを使った⾮接触⼈体測温システムの販売を開始しました。本システムは⼈混みの中から瞬時に体温が⾼い⼈を⾒つけることができます。

 

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