6629 テクノホライゾン 決算直後のストップ安は大チャンス!?

注目株レビュー

6629 テクノホライゾン・ホールディングス
決算直後のストップ安は大チャンス!?

スポンサーリンク

2010年第2四半期決算

テクノホライゾン<6629>が急落し一時、ストップ安の661円に売られている。
10月30日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、大幅減益となったことが嫌気されている。

売上高9,754百万円(前年同四半期比15.1%減)
営業利益138百万円(前年同四半期比82.6%減)
経常利益88百万円(前年同四半期比88.3%減)

光学事業で、電子黒板などの納入・設置工事が後ろ倒しになったことやM&Aの一時費用を計上したほか、電子事業で価格競争の激化や工場操業度の低下があり利益を圧迫した。

なお、21年3月期通期業績予想は、従来見通しを据え置いている。

売上高225億円(前期比0.6%増)
営業利益15億円(同3.9%増)
純利益13億円(同1.5%減)

セグメントごとの業績

① 光学事業

第2四半期連結累計期間
売上高は6,181百万円(前年同四半期比23.3%減)
営業利益は103百万円(前年同四半期比81.7%減)

光学事業は、教育市場向けに書画カメラや電子黒板を販売することを主力事業としております。学校設備は、
文部科学省主導でICT機器の導入を進めており、市場は拡大しています。しかしながら、新型コロナウイルス
の感染拡大で夏休みが短縮する等の影響を受け、電子黒板などの納入・設置工事が後ろ倒しになったことにより、下期以降の業績に貢献する見込みです。また、M&A費用の一時費用を計上しました。

② 電子事業

第2四半期連結累計期間
売上高は3,573百万円(前年同四半期比4.1%増)
営業利益は81百万円(前年同四半期比63.3%減)

電子事業の売上高は、主力事業であるFA関連機器が、設備投資意欲が後退し市況が悪化するも、労働力不足から来る自動化・省力化ニーズは高く、前期並水準を維持しました。また、前期に買収した企業が売上に貢献しました。一方、利益面では価格競争の激化や工場操業度の低下により利益率が悪化しました。

株価情報

株価(2020/11/2)661円
時価総額139億円
売上高(予想)225億円
PER(予想)6.9倍
PBR1.54倍
配当利回り(20.3実績)2.27%

決算直後の大チャンス!?

PERが6.9倍まで売られるとは・・・・トホホ

第2四半期の決算は期待外れとなりました。想定していた売上が期ずれとなり、通期の見通しは据え置きです。さすがにPER6.9倍は売られすぎではないでしょうか。

GIGAスクール構想推進委員会のメンバーで教育ICTの関連銘柄です。コロナの恩恵を受ける有望な銘柄でもあります。なぜこんなに人気がないのか不思議ですね。
通期下方修正のリスクも感じるこのごろですが・・・

過去3年前からしっかり黒字化できており、M&Aも積極的で好感が持てます。時代の流れにマッチした製品群は大変魅力的です。配当も2%超えており、少し見直されるだけでも株価は簡単に数倍は狙えるおいしい銘柄と思います。

企業概要

光学機器のエルモ社、電子機器のタイテックを中核とするグループ。
エルモ社は光学事業(書画カメラを中心に監視カメラ・電子黒板、映像ソリューション、レンズ・光学部品の開発・製造・販売)を展開。
タイテックは電子事業(ロボット制御技術を基礎とするFA関連機器、情報通信機器・電子応用製品、画像情報機器・画像検査機器の開発・製造・販売)を展開。
ターゲット市場の教育分野・FA分野・安全生活分野・医療分野向けにビジネス展開。
書画カメラは世界トップ。

銘柄の魅力

GIGAスクール構想推進委員会

このGIGAスクール構想推進委員会 会員企業一覧に大企業ばかりが並ぶ中、なんとエルモ社も会員となっています。

エルモ社のコア・コンピタンスは「カメラ開発技術」です。
<レンズ設計>から<レンズ製造>までをテクノホライゾングループ会社内で行っており、使用目的に沿った各種カメラの自社開発による<機構設計>にスピーディな対応ができます。この体制を基盤に、さらに<電子回路設計>や<ソフトウェア設計>と合わせてこれら5つの要素がエルモ社内にてインテグレーション(統合)され、「書画カメラ」や「監視カメラ」など製品の製造及び「映像ソリューション」に活かされています。

教育ICT銘柄の注目株

文部科学省の資料から

学校における具体的なICT環境整備
●学校におけるハードウェア整備
普通教室における周辺機器としては、現在、授業では主に、プロジェクタ、実物投影機、電子黒板、デジタルカメラ等が使用されることが多い。なお、今後のICT機器の発展に伴い、普通教室での学習のねらいを踏まえて、新たな機器を積極的に導入していくことも必要である。
・プロジェクタ
・実物投影機(書画カメラ)
・電子黒板

 

ここで特に注目したいのが、実物投影機(書画カメラ)です。普通教室に1台づつ整備します。

全国の公立小中高の学級数は、2018 年時点で約46万学級。
書画カメラ=65,000円/台として46万台では、300億円の需要となります。
普通教室以外に特別教室用や私立学校を考慮し、1.5倍程度の需要と仮定すると、
300億円×1.5倍で450億円

文部科学省の学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果として2018年3月1日時点の速報値では、普通教室の電子黒板整備率は26.7%。
書画カメラの整備率は不明ですが、まだ30%程度残っていると仮定すれば150億円程度の需要残と期待できます。

材料は豊富

●電子黒板

書画カメラ以外にも、プロジェクタや電子黒板も販売しています。この2製品も業績貢献度は無視できません。

昨年2020年2Qの業績発表では、
ストップ高。今3月期の上期決算を発表し、連結営業利益は7億9700万円(前年同期比2.6倍)だった。事業譲受で新たに開始した電子黒板事業は文部科学省による教育のICT化の波に乗り大幅に伸びた。主要ビジネスである書画カメラ事業が堅調に推移。

 

●企業向けクラウド対応ドライブレコーダー

業務用車載機器(ドライブレコーダ・デジタルタコグラフ)は、引続き事業者の安全意識が高まる中、クラウドで運行データを保管できることが支持されて堅調に推移。

 

●新型コロナウイルス感染症対策非接触人体測温システム

タイテック ITANZIが、Dahua社(中国)の国内正規代理店を取得。同社のサーマルカメラを使った⾮接触⼈体測温システムの販売を開始しました。本システムは⼈混みの中から瞬時に体温が⾼い⼈を⾒つけることができます。

 

タイトルとURLをコピーしました